詰め物・被せ物

審美治療(詰め物・被せ物)

審美治療(詰め物・被せ物)審美治療とは、歯の白さや透明感、歯並びといった美しさを追求する歯科治療のことです。歯を白くする治療と言えばホワイトニングをイメージする方が多いのではないでしょうか。実は、詰め物・被せ物でも歯を白くすることができます。

  • 笑ったときにむし歯の治療痕が目立つ
  • 銀歯が気になる
  • 笑顔に自信を持ちたい

このようなお悩みをお持ちの方はお気軽にご相談ください。
歯並びや歯の色などは口元や顔の印象に影響を与えるため、問題を放置するとコンプレックスになる恐れもあります。美しい口元へと改善できれば、前向きな気持ちを持てるようになるでしょう。
当院の治療方針は、歯の見た目を改善するだけではなく、機能性にも優れている状態へと導くことです。歯科技工士立ち会いのもとで治療を行うことも可能ですので、強いこだわりをお持ちの方もお気軽にご相談ください。

銀歯の問題点

金属アレルギーを発症する恐れがある

金属アレルギーを発症する恐れがある銀歯に含まれる金属は、唾液や食べ物の影響で溶け出して身体に取り込まれます。その結果、銀歯を使用してすぐ、または数日や数ヶ月、数年後などに金属アレルギーを発症する可能性があります。

むし歯のリスクが高まる

食べ物を噛んだり食いしばったりすると、銀歯が劣化します。その結果、歯と銀歯の間にすき間が生じ、そこにむし歯が再発することがあります。特に、銀歯の下にできたむし歯は発見しづらいため、気づいたときには大きく進行しており歯を失うことになる可能性も否定できません。

歯周病のリスクが高まる

銀歯はセラミックと比べて傷がつきやすいため、それだけ早く劣化します。劣化した箇所には汚れが付着しやすいため、隣の歯のむし歯や歯周病のリスクが高まります。

メタルフリー治療

メタルフリー治療メタルフリー治療とは、金属を使用しない詰め物・被せ物による治療のことです。セラミックのような金属を使用しない素材は、金属イオンによる歯ぐきの黒ずみや金属アレルギーなどの心配がありません。また、天然歯に近い白さと透明感を持つため、口を開けたときにむし歯の治療痕が目立たない点もメリットです。
さらに、セラミックは歯の形に合わせて精密に製作できるため、歯と歯の間にすき間ができにくく、むし歯の再発リスクが減少します。

当院が取り扱う詰め物・被せ物

e.max(オールセラミックス)
クラウン/インレー

e.max(オールセラミックス)クラウン/インレー審美性と耐久性を両立したセラミックの詰め物・被せ物です。天然歯に近い白さと透明感を再現できるうえに、ほとんど変色しません。また、唾液を吸収しないことで経年劣化しにくかったり口臭の原因にならなかったりと、長期的な使用に適しています。

メリット
  • 自然な白さと透明感を再現できる
  • 汚れが付着しにくい
  • 唾液を吸収しないため口臭の原因にならない
  • 金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみの心配がない
デメリット
  • 自費診療のため保険のものよりも高額
  • ブリッジには使用できない

オールジルコニアクラウン

オールジルコニアクラウン人工ダイヤモンドとも呼ばれるジルコニアを使用した被せ物です。優れた耐久性と強度を持つため、噛み合わせが強い奥歯にも使用できます。また、金属を使用しないため、金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみの心配もありません。

メリット
  • 劣化しにくくほとんど変色しない
  • 歯垢が付着しにくい
  • 唾液を吸収しないため口臭の原因にならない
  • 優れた強度と耐久性を持つ
  • 金属アレルギーや歯ぐきの変色が起きない
  • ブリッジに使用できる
デメリット
  • 自費診療のため保険診療のものよりも高額
  • 天然歯よりも硬いため噛み合う歯を傷つけることがある
  • 治療箇所によっては色調を合わせることが難しい

メタルボンドクラウン

メタルボンドクラウンメタルボンドクラウンは、金属の土台をセラミックで覆った被せ物です。天然歯に近い強度のため、噛み合う歯を傷めることなく長期にわたり使用できます。内側が金属なため、透明感はe.maxやオールジルコニアクラウンに劣りますが、口を開けたときに金属が見える心配はありません。

メリット
  • 内側が金属のため強度と耐久性に優れている
  • 噛む力が強い奥歯にも使用できる
  • 口を開けたときに治療箇所が目立たない
  • ブリッジにも使用できる
デメリット
  • 自費診療のため保険診療のものよりも高額
  • 歯ぐきとメタルボンドの境目が黒ずむ場合がある
  • のぞき込むことで内側の金属が見えることがある
  • 金属アレルギーのリスクがある

CAD/CAM冠

CAD/CAM冠保険診療の奥歯の被せ物には銀歯のみが認められていましたが、新たにCAD/CAM冠が保険適用になりました。レジンとセラミックを混ぜ合わせたハイブリッドレジンと呼ばれる素材を使用しており、オールジルコニアクラウンやe.maxよりも強度や透明感は劣りますが、費用を抑えつつ白い歯を手に入れることができます。
また、金属を一切使用しないため、金属アレルギーや歯ぐきの黒ずみの心配がありません。なお、保険適用でCAD/CAM冠を使用するには、次の条件を満たす必要があります。

保険適用の条件
  • 上下1番・2番・3番の歯(中切歯、側切歯、犬歯)
  • 上下4番・5番の歯(小臼歯)
  • 7番目の歯が上下4本残っている場合の上下6番目の歯(噛み合わせや食いしばりの関係で適用できないケースがあります)
  • 上下6番・7番目の歯

金属アレルギーがある場合は、上記いずれの場合でも保険適用となります。証明として医師の診断書が必要です。

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